昨日は医療と介護の未来塾。
今年2月から毎月開催し、今回は今年最後の勉強会です。
今回は「自宅での緊急時の対応方法」のテーマで日赤和歌山医療センター救急看護認定看護師の表佳代先生に講義いただきました。
救急時の対応は自宅でも施設でもどうしていいかわからないもの。
まずは救急の状態については必ず何らかの前兆があるという話から始まりました。急変する時は6~8時間前には様子や症状にいつもと違うサインが出ています。
その違いに早く気付くことでその後の対応が変わってきます。
具体的な症状の例として、元気がない時、腹痛、倒れていた時、呼吸困難、胸痛、意識がない時などそれぞれのケースで注意する症状、考えられる疾患、必要な対応について説明。
特に高齢者の特性として疾患があっても症状が出にくいことが挙げられます。
大した症状でなくても実は重篤な疾患にり患している可能性もあります。
その違いに気づくこと、なかなか難しいかもしれません。
いくつかの実例で気を付けるポイントについて紹介いただき、特に介護の現場では参考になったのではないかと思います。
参加されたみなさん、講義いただいた表先生、遅くまでありがとうございました。
今回は今年の最後ということもあり、特別に勉強会への最多参加者に宇都宮越子理事から心ばかりのプレゼント。
来年は2月15日が平成30年第1回目の勉強会になります。
来年も今年同様よろしくお願いいたします。