病院の医事課の方にはおなじみの、月刊保険診療2017年9月号に当院が載っています。
巻頭の特集“増患”の法則のケーススタディ、最適な患者増の“6メソッド”の、6カ所の病医院の取り組みの中で、大阪市立大学大学院特任教授で医療福祉経営コンサルタントの松村教授が当院を取り上げてくれました。
人口減少の一途をたどる県庁所在地の医療機関として、外来患者減の打開策からの地域医療参加、集患にも資する地域連携強化を行い、さらに昨年から始めた地域包括病棟への移行と経営基盤を固めつつ、地域コミュニティにも乗り出した当院です。
「介護事業を行うより、地域コミュニティの拠点を作り、同院がその機能を担うほうが面白いのではないかという判断」と書かれていますが、判断基準が「面白い」というのも「面白い」です。
なるコミ自体は収益性を伴わないですが、多くの方が教室等に足を運び、また名物の薬膳ランチを食べて頂くことで、地域のシンボリックな存在になり、将来的な集患への先行投資といえます。
松村氏からは、「今後ますます厳しくなる診療報酬「適正化」に対して更なる次の手」を「期待」されていることをうれしく思います。