昨日は医療と介護の未来塾定例勉強会。
「生前整理について」のテーマで、講師は整理ing和歌山エリアマネージャーで整理収納アドバイザーの吉田圭美先生でした。
「生前整理」、あまり聞いたことがないテーマですが、日ごろの整理・片付けから始めることで、遺された家族も困らない「整理」ができることがよく分かる内容でした。
そもそも整理には「モノ・お金・こころ」の3つの整理があり、このうちお金と心はエンディングノートを使うことで整理ができます。
モノについては不要なものを処分し、必要なものを整理しておくことで「時間的、経済的、精神的、危険回避」の4つのメリットがあるといわれます。
それぞれについての具体的な説明の後、整理に必要な4つの力を紹介。
なるほど、とうなづける「4つの力」でした。
最後に整理のすすめ方の順序を説明していただいた後は、実際の机の引き出しの整理実践。
お見事でした。
参加者からは、明日さっそく引き出しの整理をしよう、という声もでていました。
日ごろからの整理の意識づけが、無駄が少ない効率的な生活につながること、結果的に自由な時間が増え、もしもの時にも困らないことにつながることがよくわかりました。
そういえば仕事でも「モノを探す」時間が一番もったいないですよね。
暑い中遅くまでご参加いただいた講師先生、参加者の皆さんおつかれさまでした。
来月は8月16日。
テーマは「精神障害の特性と障害福祉サービスについて」。
講師は和歌山市保健所保健対策課こころの健康対策班班長の松岡信一郎先生です。
みなさんよろしくお願いします。